カナリア仕様住宅-03（脱衣室） [カナリア仕様住宅]
私を含めた化学物質過敏症発症者、
つまり、カナリアさんが快適に住める、
カナリア仕様住宅を模索します。
さて、今回は玄関に隣接、
もしくは廊下（小さいホール）を挟んで隣接させたい、
脱衣室を考えてみます。
一般的には、脱衣室には洗濯機を置きます。
カナリア仕様住宅でも、
脱衣室には洗濯機を置きたいのですが、
その時に重要なのが換気、
そして、あれば良いのが隔離できる扉です。
（消防署と相談が必要・・・らしいです）
カナリア仕様住宅-02（玄関） [カナリア仕様住宅]
私を含めた化学物質過敏症発症者、
つまり、カナリアさんが快適に住める、
カナリア仕様住宅を模索します。
化学物質過敏症発症者は、
「炭鉱のカナリア」と表現されることがありますが、
以前、とある建築家に、そのことを伝えましたら、
「では、他の人よりも未来を生きているのですね」と、
それまでは考えていなかった、
斜め上の回答をいただいたことがあります。
さて、今回は玄関を考えてみます。
カナリア生活に求められる玄関の役割。
カナリア仕様住宅-01 [カナリア仕様住宅]
改めて
私を含めた化学物質過敏症発症者、
つまり、カナリアさんが、
快適に住める住宅を模索します。
今回は、公開している記事の総集編。
古い記事順でリストアップし、
コメントを付けてみました。
その前に、カナリア仕様とは
化学物質過敏症・電磁波過敏症でも、
問題なく生活できる建物の仕様とします。
カナリア仕様住宅に欲しい部屋
(風除室と室内物干し場)
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-06-23
その後、再検討したのですが、
風除室はピロティのような、
屋根だけの屋外空間ではなく、
換気扇を設置した、閉鎖空間が良いと思います。
カナリア仕様住宅に欲しい部屋-2
（洗濯機置き場）
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-06-30
住宅を新築するなら、
洗濯機置き場には気を付けたいです。
化学物質過敏症発症者は、
ほぼ毎日、洗濯をしながら生きているので、
洗濯機は生活必需品です！
（外出時の衣服は、3回～4回の浸け置き洗いが必要）
カナリア仕様住宅に欲しい部屋-3
（寝室）
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-07-07
寝室は、体調管理の重要ポイントである、
快適な睡眠に必要な部屋です。
一番、自然な環境に近い部屋にしたいです。
過敏症さんが住む住宅の基本
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-09-29
1.災害時でも（余程のことが無い限り）避難が不要な家
2.平常時は快適に住める家
過敏症さんが住む住宅の基本-2
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-11-24
化学物質過敏症は個人差が大きいし、
注文住宅では対応できない場合が多いです。
施工者とは独立している設計事務所の建築士が、
設計するべき建物だと思います。
カナリアさん住宅の電磁波対策 [カナリア仕様住宅]
化学物質過敏症を発症すると、
電磁波にも過敏反応をしやすいので、
電磁波対策も必要です。
特に、金属板で電磁波が反射されて、
体調が悪くなるという話も聞きます。
それから、キッチリ電磁波対策をしてしまって、
外部で受ける刺激との差が大きくて、
外出が難しくなるという話も・・・(^^;
揮発性有機化合物などと同様に、
電磁波に対しては個人差が大きいので、
正解は無いと思いますが、
ある程度の理解と対策が必要だと思います。
例えば、
カナリアさん住宅の間取り [カナリア仕様住宅]
住宅の間取りを考える時、
屋外環境、つまり外部との関係、
そして、建物内での動線を想像します。
化学物質過敏症の場合、
1. 屋外の揮発性成分を入れたくない。
→だから、風除室があるといいな♪
→だから、快適に室内干しをしたいな♪
カナリア仕様住宅に欲しい部屋(風除室と室内物干し場)
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-06-23
2. 建物内で発生する揮発性成分を、寝室に入れたくない。
→だから、特に、洗濯機置き場には工夫が必要。
カナリア仕様住宅に欲しい部屋-2（洗濯機置き場）
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-06-30
3. 体調を改善するためには、良質な睡眠が必要。
→だから、まず最初に寝室を快適にしたい。
カナリア仕様住宅に欲しい部屋-3（寝室）
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-07-07
そして、外出から戻ってきたとき、
友人が訪ねてきたとき、
外部で付着した揮発性成分を除去したい。
過敏症さんが住む住宅の基本-2 [カナリア仕様住宅]
カナリア仕様（※1）住宅を模索するのが、
ライフワークとなってきました。
できるだけシンプルで、
メンテナンスフリーに近くて、
設備に問題が出ても、大工事にならないこと、
省エネであること、
環境への負荷が少ないこと、
調湿性能が適切でカビ知らず。
掃除が楽で、空気が停滞しなくて・・・
隣地、駐車場、畑や田んぼ、
細かく言えば、
近隣住宅のスマートメーター、
換気扇、低周波騒音発生源などとの距離・・・
基本的には、過去の記事
過敏症さんが住む住宅の基本
https://canary-nyan-home.blog.ss-blog.jp/2019-09-29
に書きましたが、
屋根材（ガルバリウム鋼板） [カナリア仕様住宅]
化学物質過敏症さんが住む家ならば、
できるだけ、
メンテナンスフリーにしたいです。
なぜならば、
特に塗装工事で受けるダメージを避けたいから。
だから、屋根材を選ぶときに、
塗装不要という条件なら次の2種類。
1.日本瓦
2.ガルバリウム鋼板
中古住宅の屋根はコロニアルの場合が多いと思います。
というのも、一番安い屋根だから。
施工が難しくない素材なので、
材料＋施工費（材工）が安いのです。
でも、耐久性は・・・
適度に塗装すれば、多少は耐久性が上がるように思いますが、
塗装の種類によっても、その耐久年数は前後して・・・
ガルバリウム鋼板の場合には、
施工が難しい場合が多いので、
職人さん（板金工）の技量も求められます。
だから、材料＋施工費（材工）が高くなるのです。
でも、長寿命のガルバリウム鋼板を選べば、
50年程度はメンテナンスフリーになりそうです。
もちろん、敷地の場所や、屋根の形などの条件によって、
メンテナンスの期間は変わります。
例えば、
中古住宅の屋根がコロニアル屋根だった場合、
日本瓦にリフォームするためには、
耐震補強するほうが良いです。
ガルバリウム鋼板なら、
耐震補強は必要ない場合があります。
耐震補強の有無は、
その建物によって変わるので、診断が必要です。
但し、ガルバリウム鋼板を選んだ場合、
電磁波過敏症の場合には、
過敏症さんが住む住宅の基本 [カナリア仕様住宅]
化学物質過敏症で1級建築士の私が考える、
化学物質過敏症さんが住む住宅の基本は２つです。
1.災害時でも（余程のことが無い限り）避難が不要な家
2.平常時は快適に住める家
過敏症さんに関するニュースやブログなどを見ると、
「とにかく住めれば良い」
を重視した引っ越し・改修が多いです。
わたしも体調が悪かったころは、
自宅で寝られずに辛い思いをしたので、
「とにかく住めれば良い」
という状況は理解できます。
でも、一般的な住宅の仕様に関する知識があったから、
無駄な引っ越しと改修は避けられたし、
自宅が災害に遭いにくい場所に建っていて、
地震が起きても問題が少ない構造で、
大きな災害には遭わなかったから、
何とかなった部分は多いです。
だから、
カナリア仕様住宅に欲しい部屋-3（寝室） [カナリア仕様住宅]
カナリア仕様（※1）住宅でなくても、
寝室がある住宅は多いです。
でも、カナリア仕様住宅の寝室は、
一般的な住宅にある寝室とは、
いろいろと違う点があります。
1.寝るために必要な物以外は置かない部屋。
2.空気質も、電磁波環境も良いこと。
3.床から1m程度の高さに寝る場所を設定。
(=^・^=)猫と一緒に寝たい場合には、
カナリア仕様住宅に欲しい部屋-2（洗濯機置き場） [カナリア仕様住宅]
カナリア生活を始めて15年以上・・・
築40年を経過し、設備に問題が出たので、
2011年に自宅の改修をしましたが、
その後も、母の介護対応や、
猫が他界したので、猫ロス対策として、
次の猫を迎える前に、自宅を猫対応にしたくて、
少しずつ、改修をしました。
もちろん、カナリア仕様（※1）です。
集中して改修工事をすれば、
経費等がお得になることがありますが、
私がカナリアなので、
体調に影響が出ないように、
少しずつ改修する方法を選びました。
工務店、建設会社に頼らない、
ちょっとした改修というか工夫もありますが、
できれば、きちんと工事をするほうが良い場合があり、
例えば、
