カナリア仕様住宅に欲しい部屋(風除室と室内物干し場)

2004年に化学物質過敏症の診断を受けてから、
早いもので15年・・・(^^;

一時期は建築士としての仕事を諦め、
「クビにならないなら、事務職でも・・・」
と思っていましたが、
でも、やっぱり、建築の仕事はしたいし、
【ものづくり】は続けたい・・・

色々ありましたが、ありがたいことに、
現在でも現役の建築士として、
自宅の改修工事をしながら、
カナリア仕様（※1）住宅を模索しています。

コンパクトで、
必要最低限の機能だけを目指した住宅であっても、
カナリア仕様住宅では、
やっぱり確保したいポイントがあります。

それは、まず、1.風除室。
そして、2.屋内物干し場。

1.風除室は、ピロティでもOKです。
2.屋内物干し場は、
日当たりが良い場所の縁側でもOKです。

なぜ必要かというと、
1.風除室があれば、
宅配便の受け取りに便利だから。

2.屋内物干し場は、
原則的に洗濯物は室内干しをするので、
乾燥室のような部屋でも良いですが、
浴室乾燥機よりは、
漆喰仕上げの部屋が良いと思います。

もう一つの室内干し空間として、
洗濯物以外の、
新しい書籍、グッズ、屋外で移染したもの・・・
などは、風除室で対応可能です。
換気扇を付けた風除室は、原則的に負圧にして、
居間・キッチン等にVOC等が入らないような状態にします。

※1 カナリア仕様とは
化学物質過敏症・電磁波過敏症でも、
問題なく生活できる建物の仕様。