カナリア仕様住宅-04（浴室）

私を含めた化学物質過敏症発症者、
つまり、カナリアさんが快適に住める、
カナリア仕様住宅を模索します。

さて、今回は玄関に隣接、
もしくは廊下（小さいホール）を挟んで隣接させたい、
脱衣室のお隣の部屋浴室を考えてみます。

我が家の浴室は、
床と壁がタイル、天井がモルタル、
浴槽はプラスティックです。

でも浴槽は、鋳物ホーローが良さそうです。
鋳物ホーロー浴槽（大和重工株式会社）
https://www.daiwajuko.co.jp/housing-intro/castie/

ホーローは傷が付くと錆びるのですが、
表面のガラス質が破損すると問題、ということです。

ホーローのガラス質は、
メーカーによっても強度が違うのですが、
壁ドン的な衝撃には強く、
踵落とし的な衝撃には弱いです。

ガラスとホーローの性質を理解して、
大切に使えば、
綺麗な状態を長期間、維持できる素材です。

ユニットバスでも、
鋳物ホーロー浴槽を選べる場合がありますが、
裏側にポリウレタン樹脂などの
断熱材が施工されている場合があるので、
要注意です。

それから、入浴中に、
体内に溜まったイロイロな成分が、
汗と共に出てくるので、
適切な換気が欲しいです。

以前は、窓を少し開けていたのですが、
近隣の合成ムスク濃度などが高くなり、
窓を開けているが苦痛で・・・

そういえば以前も、
20m程度離れた窓を開けた浴室から、
シャンプーやボディーソープなどの、
香料成分が漂ってきた時があり、
その時も、窓を閉めていたのでした。

いわゆるシックハウス法（2003年７月）が
施行される前に建てられた住宅は、
浴室に換気扇が設置されていない場合が多いし、
浴室の窓に設置できる窓用換気扇は無いし・・・

新築の場合には、
適切な換気量を確保した換気扇を設置できるのですが、
改修工事の場合には、
脱衣室に適切な換気扇を設置したり、
サーキュレーターなどで空気を動かして、
換気量を確保したいです。