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改修工事は秋~冬に実施!! [室内空気環境]

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我が家の改修工事は、
気温が低い時に実施しています。

なぜならば、気温が低い方が、
イロイロな物質の揮発量が少なくなるから。

例えば、梱包材にくっついてきた、
建材倉庫内に充満していた成分、
サッシの樹脂製部品から揮発する可塑剤成分、
そして、職人さんの作業着から揮発する
合成洗剤・柔軟剤成分も・・・(^^;

室温が低い時なら職人さんに、
「ポリエチレン製作業着を上から来てください」
と、お願いすることも問題が少なくなると思いますし・・・(^^;

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「気温が高い時の方が、
揮発性成分がすぐに揮発する」
という意見を聞いたことがありますが、
揮発性成分の濃度が下がるためには、
私は経験上、
換気(空気の流れ)が重要だと認識しています。(※1)

気温が高い時に、
一時的に大量の揮発性成分をまき散らすよりは、
適度な量の揮発性成分を、
風によって室外へ放出するほうが、
体調への影響が少ないと思うのです。

それから、塗装工事をする場合、
塗装工事に適した気温というのがあります。

そして、塗料によっては以下のような注意書きがあります。
塗装環境が5℃以下
湿度が85%以上での塗装は避けてください

https://www.dnt.co.jp/products/building/
大日本塗料株式会社
室内環境対応形水系塗料「ノボクリーンシリーズ」カタログより引用

それから、コンクリートを打設(※2)する場合、
気温によってはコンクリートが凍るため、
特別な施工をしなければなりません。
一般に日平均気温が4℃以下になるような時期に打設するコンクリートを寒中コンクリートといっています。
(中略)また打設したコンクリートに電気とかその他の方法で加熱、保温したりしてコンクリートを凍らせないような工夫

http://www.nissailing.co.jp/concrete/concrete_mame.html
長崎にっせい 生コンまめ知識より引用

それでも、施工後の環境によっては、
コンクリートが硬化する前に凍結してしまい、
施工した部分を撤去してから打設しなおした、
という話を聞いたことがあります。

だから、気温が低いから問題ないということではなく、
工事内容に適した、低めの気温・室温の時に、
工事を行うのが良い、ということです。

※1 精密空気質調査を実施した時、
通路としていた部屋のTVOCが300μg/m3を下回りました。
暫定基準値が400μg/m3なので、とても良い結果です。

※2 コンクリートを打設
コンクリートは、セメント、砂、砂利、水を混ぜて、
木や鉄で作られた型枠に流しいれて、
型枠の隅までそれらがいきわたるように、
そして空気が抜けるように振動を与えて、凝固させたものです。

参考サイト:コンクリートメディカルセンター
コンクリートの打設手順の解説
https://concrete-mc.jp/pouring/

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