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スギ?ヒノキ?モミ?・・・無垢材もイロイロ [建材]

nenryou_maki.jpg
自宅の1室は、
杉フローリング(無垢 厚さ30mm)に改修しました。
台所は、
モミフローリング(無垢 厚さ8mm)に
もう一つの部屋は、
モミフローリング(積層 厚さ18mm)に。

ヒノキ材は揮発成分が苦手なので、
今回はサンプルを取ることなく、杉とモミにしました。

杉フローリングは人工乾燥材ですが、
伐採地、乾燥時間・温度、保管場所などに気を使った材で、
端材を風呂の蓋に使っていますが、
気になる反りは、今のところ見当たりません。

杉の学名は「クリプトメリアヤポニカ(Cryptomeria japonica)」
日本の固有種だから、日本の風土に合っていると思います。
また、味噌・醤油の醸造は杉材の桶によるもの。
日本の微生物と相性が良いとのことです。

最近は、杉スリット材も注目を集め始めました。
http://www.sugislit.com/

過去の記事(かなりあ猫のひとりごと)
あこがれの杉フローリング♪
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25
『NATURE FIX』自然が最高の脳をつくる
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2018-11-11

モミのフローリングは、この製品です。
もみの木の床材 フォレストキング
https://marusa-ind.jp/forest_bank/mominoki_products/forestking/
6mm厚のもみの木が3枚貼り合わさっているフローリングです。

接着剤成分が少ないのですが、
合板なので反りにくい。
でも、一般的な合板に比べれば、
木の部分が多いので、吸湿性能は下がりにくいです。

今回使用を見送ったヒノキは
杉・ヒノキとひとくくりにされることもあり、
(針葉樹というくくりではモミも含まれます)
ピネン類の含有量が指摘されることが多いですが、
問題はそこではないと思うのです。

天然抗菌剤として、アレルギーの原因として問題になるのは、
ヒノキチオールです。
国産のヒノキよりもヒノキチオールが多いとされるのは、
台湾ヒノキやヒバです。
でも、伐採地、伐採方法、伐採時期、乾燥方法などによって、
加工方法によっても、保存場所によっても変わるはずというか、
イロイロなサンプルを試して実感しています。

でも、それは個人の感想であって、
揮発量等を測定した結果ではないし、
精密な測定をするのは難しいし。

アレルギー反応を敏感に発揮できる能力を持った人たちは、
環境の悪化をいち早く察知し、
周囲の人たちに教えることが出来ます。

という指摘があります。
https://www.facebook.com/kakutachildandallergyclinic/photos/a.2375503216012959/2404616813101599/?type=3&theaterより

それから、自分が化学物質過敏症だと自覚してから、
アレルギー反応と過敏反応は別物だと認識してから、
少し生きやすくなりました・・・。
(死への恐怖感が少し緩和されたというか・・・(^^;)

伐採時期についてはこちらの書籍が参考になります。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

木とつきあう智恵 [ エルヴィン・トーマ ]
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過去の記事(かなりあ猫のひとりごと)
『木とつきあう智恵』
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2017-08-20

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