設計事務所に依頼する場合-2 [建築士の仕事]
設計事務所は、得手不得手、考え方・・・
そして経験の差やこだわりポイントなど、
会社によって違いが大きいです。
それから、担当者によっても、
出来上がる住宅は違います。
長く住みたい住宅なら、
高齢者になっても、
問題が無い住宅にしておきたいですよね?
でも、若くて健康な、
就職したばかりの建築士の場合、
見た目重視になっていたり、
建物の大きさにそぐわないパーツの寄せ集めだったり・・・
依頼主が図面を見ても、
将来の問題点を理解できない場合があると思います。
介護が必要な時になってから、
不具合が多いことに気づいたり・・・
そして、改修工事で対応できない状態だったり・・・
予算に合わせるため、工事完了時には、
仕上げ材が最低レベルのものであっても、
10年後に少し良いものに改修することは簡単です。
でも、見た目がオシャレで開放感がある、
スケルトン(ストリップ)階段(蹴込板のない階段)に、
蹴込板を追加するのは、難しい場合があります。
杖が必要になった場合、
歩行に支障が出るようになった場合、
スケルトン(ストリップ)階段は、
骨折を起こすような事故の発生も懸念されます。
そんなことを避けるには、
たとえば「福祉住環境コーディネーター」の
資格を持っているか、受験したことがあるか、と、
問い合わせてみるのも、良いかもしれません。
「福祉住環境コーディネーター検定試験」
https://www.kentei.org/fukushi/
福祉住環境コーディネーター検定試験1級公式テキスト改訂5版
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト改訂5版
福祉住環境コーディネーター検定試験3級公式テキスト改訂5版
過去の記事(かなりあ猫のひとりごと)
福住2級公式テキストに「シックハウス症候群」のコラム
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2014-11-16