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本当の無垢材と、見せかけの無垢材 [仕上げ材]

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最近のフローリングは、
合板の表面に塗装した紙やフィルムを貼った
複合フローリングが主流です。

でも時々、3㎜とか5㎜の無垢材を貼った
複合フローリングも見かけます。

なぜ、複合フローリングが主流になったかというと、
安くて、丈夫で、見かけが良くて、手入れが楽で、
色も自在だし、反らないし、縮まないし・・・

表面保護には、イソシアネートの複合体である、
ポリウレタン樹脂が使われていることが多いです。
そして、表面材とワックスの成分によっては、
シックハウスの原因になる可能性があります。

でも、複合フローリングは、
無垢材のフローリングに比べると、
調湿能力はないし、断熱能力も低い・・・

因みに自宅の1室には、
厚さ30㎜の杉フローリングを張りました。
過去の記事:あこがれの杉フローリング♪(かなりあ猫のひとりごと)
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25

余ったフローリング材は、
棚板として使ったり、
風呂の蓋として使っています。
でも、反らないです!

これは、伐採時期と乾燥方法によるものらしです。
新月伐採のすばらしさが説明されている書籍をご参照くださいませ。
『木とつきあう智恵』


過去の記事:『木とつきあう智恵』(かなりあ猫のひとりごと)
https://canary-nyan.blog.so-net.ne.jp/2017-08-20

それから、せっかく無垢のフローリングを採用しても、
変な塗装をしてしまってはもったいないです。
それに、自然塗料だから安全とは言えなくて、
成分によっては、ホルムアルデヒドが発生することがあるらしいです。

意外なことに、自然塗料からもホルムアルデヒドが…
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/sizentoryo_press.html
(東京くらしWEB)

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