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『住宅の設計監理50の心得』 [参考書籍]

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『住宅の設計監理50の心得』
若き建築家・法律家に贈る


建築家、法律家だけではなく、
これから住宅を含む建物の設計を依頼する方にも、
建築とは、設計監理とは、施工者とは・・・
ということの理解を深めるために良い書籍です。

設計・施工よりも、
設計者・施工者が分かれているほうが、
良い建物になる可能性が高くなるように思います。

もちろん、施工者によっても、
設計者、設計監理者によっても違いますが。

それから、若き建築家・法律家に贈る
という副題ですが、
勤続20年以上の設計監理者にも、
とてもとても参考になる書籍です。

本当は、現場デビューの時に読みたかった・・・(^^;

彰国社のページ
http://www.shokokusha.co.jp/?p=3511
リンク先で目次が見られますが、
特に下記内容が、納得と言いますか・・・

●建築主とのかかわりにおける心得
01 食い逃げは許すまじ
●施工者とのかかわりにおける心得
23 安物買いは工事監理者泣かせ
●制度に対する心得
38 ダメ、絶対にダメ!

お世話になった建築家から、
「工事費に無理があると、結果的には、お客様の損になるし、
(適切な)工事費をかければ、それだけの満足感が得られる」
というお話を伺ったことがあります。

建物は20年そこそこで使い捨てるものではなく、
適切なメンテナンスをしながら、
柔軟に適切な改修をしながら、使うものです。
だから、メンテナンスや改修がしやすい、
適切な強度を持つ構造が望ましいです。

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