建物のフィジカルディスタンス [理想的な住宅]
用途地域などによって変わりますが・・・
隣地境界線などから、
建物の外壁が3m離れたり、
5m離れたりすると・・・
アルミサッシや玄関ドアを、
防火設備にしなくて良いから、
工事費を少し削減することができる場合があります。(※1)
キーワードは、
「延焼の恐れのある部分」です。
でも、都心部では・・・
敷地のギリギリまで、
建物が近づいていることが多いです。
キーワードは、「民法 第234条」です。
5m、3mが難しくても、1mは離れたいです。
例えば、家の周りを、車いすで通れる距離。
空気の流れが良くなるので、
特に、木造住宅、木造建物の場合、
構造材が腐りにくくなります。
化学物質過敏症の場合、
家と家、家と塀の間に、
いろいろな成分が溜りにくくなります。
※1
3m(1階部分)と5m(2階部分)
正確には、敷地境界線、道路中心線、
公園、水路などによって、範囲が変わります。
用途地域などによっては、
延焼の恐れのある部分の範囲内でも、
防火設備にする必要が無い場合があります。