SSブログ

近隣で新築工事、その時に-2 [近隣で工事]

9142.jpg
化学物質過敏症だと、
近隣で建築工事があると、
あわあわ、ハラハラしてしまいます。

近隣で新築工事がある場合の、
私の対応方法をお知らせします。
(木造2階建て住宅の場合)

基本的に、工事現場から揮発しそうな物質を理解し、
反応しそうな場合には、離れることが重要です。
そして、それまで以上にデトックスを意識し、
状況に応じて医療機関での対応も受け、
(私の場合はタチオン(解毒剤)の点滴)
休息を多めにします。

可能であれば、外泊も検討します。
例えば、空気の良い場所にある、
できればかけ流しの温泉(そして露天風呂)があるホテルなど(^^♪

和室の場合、
畳裏に防虫シートが設置されている場合があるので、
事前に確認して回避するか、
窓を開けた状態で問題ない環境であれば、
体調に影響が出ないシートを敷いてから布団を敷く、
という方法も考えられます。

ホテルの防炎カーテンも要注意です。
難燃剤って有機リン系の薬剤(つまりは農薬成分)が多いので。

私の場合は、屋外の空気が良くて、
窓を開けていられるのであれば、
問題なく泊まれることが多いです。

その場合も、ベッドに使い捨てのエステシートを敷いて、
冬は掛け布団もエステシートで包んでから、
つまり、エステシートに挟まって寝ています。

なぜならば、ベッドにも布団にも、
他の人からの柔軟剤成分などが残っているからで(>_<)


さて、前回の「近隣で新築工事、その時に-1」
https://canary-nyan-home.blog.so-net.ne.jp/2019-08-11
の続きです。

6.床の断熱材、床設置、建て方、外壁下地設置
この頃には、防蟻剤が施工されるので、
ホウ酸系以外の場合には近づかないようにします。

また、最近の合板はF☆☆☆☆が普通ですが、
ホルムアルデヒドの発散はしています。

床下用断熱材には、
ネオニコチノイド系の薬剤が使用されている場合があります。

7.屋根工事、アルミサッシ、外壁材施工
外壁材の施工が終わると、
現場からの揮発物質が少なくなります。
建売住宅、注文住宅などでは、
塗装済みのサイディングを使うことが多いので、
新築時での揮発は少なめです。

でも、ベランダなどの防水工事には、
FRP防水という工法が一般的で、
環境対応型のFRP防水でも、
特に化学物質過敏症発症者にとっては、
(ということは、小さいお子さん、高齢者にも)
ダメージを受けることが多い揮発性成分が・・・

とにかく防水工事に関しては、
イソシアネートという成分に要注意です。
一般的な現場監督さんだと、
薬剤という認識、存在自体の認識が・・・(^^;

防水工事でも、
シーリング材(コーキング剤)の場合は、
屋外で使う分には問題が少ない場合が多く、
とにかく近寄らなければOKの場合が多いです。

その場合、どの程度離れれば?
という疑問が出ると思いますが、
感受性は人それぞれで、
種類と揮発量は自分で判断するしかありません。

私の場合は、化学物質過敏症を診断された後でも、
現場監理は続けていたし、
勤務先の他の担当者の現場も見学したし、
自宅の改修工事も何回かに分けて実施したし、
建材の知識は、診断後から改めて勉強しなおしたい、
良い先生(というよりも師匠!)にも恵まれたし、
などなどの経験と知識によって判断できます。

同じように判断したい場合には、
おそらく同じような経験と知識が必要になると思います。
でも、化学物質過敏症を自覚していることと、
ある程度悪化してから得たセンサーがあることにより、
検査と数字に頼ることなく判断していることもあります。

でもでも、センサーは人それぞれなので、
私が感知できないものも多いし、
その人なら問題ないものも多いと思います。

nice!(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 0