建材についてのメモ [カナリア仕様住宅]
化学物質過敏症の発症者でも、
問題無く住める室内空気にするための、
(できれば、体調が改善するような)
建材の種類、施工方法、施工時の環境、施工後の対応・・・
に関する、私個人の認識をメモします。
最近は、近隣からのマイクロカプセル入り、
柔軟剤・合成洗剤などによって体調を崩す人が増えています。
中古住宅に入居したら、
以前の住人がマイクロカプセル入り柔軟剤・合成洗剤使用者で、
窓を閉めると、マイクロカプセルの影響で体調が悪化し、
色々な方法でそれらを除去しようと思ったけれど、
除去(低減)できなかったので、
引越を決意した人も居らっしゃるようです。
化学物質過敏症は花粉症と同様に、
今までは体調不良を感じなくても、
きっかけがあれば、体調不良になる可能性があり・・・
もちろん、問題無い人も居るのですが、
化学物質過敏症を自覚しているのであれば、
ある程度の対策はしたいと思うのです。
新築住宅の場合は、
施工者がマイクロカプセル入りの洗剤などを使っている場合、
それらの成分が仕上材に付着する可能性が高いです。
入居してから、簡単に除去する方法があれば、
または、影響を受けないなら問題ないのですが、
残存成分が低減する前に体調が悪化したら・・・
新築住宅の場合は、可能であれば、
施工する人にマイクロカプセルが入っていない、
洗剤での洗濯をお願いするほうが、
入居後の問題を低減できると思います。
もちろん、現場での打ち合わせや、
工事完了検査(竣工検査)でも、
体調不良を避けられます。
化学物質過敏症を自覚している人の過敏度は千差万別なので、
つまり、体内に溜まっている成分、
それまでに苦手になった成分などの影響は、
人それぞれということです。
だから、建材を選ぶ時には、
その人が、建材との相性を確認する以外の方法はありません。
因みに、私はある種のカビには負けません。
ですが、そのカビに負ける人が存在することを知っています。
そして「気のせいじゃない?」とか「そのくらい我慢すれば?」
という発言で、
「とてもたくさんの気力と体力を消耗する」
という経験を、たくさんしてきたのも事実です。
化学物質過敏症を自覚してから、
自分の限界と向き合いながら、
回避方法、対処方法などを検討してきたので、
それらの方法を【提案】することは、できます。