ラワン合板が苦手です [建材]
ラワン合板からの揮発物質が苦手です。
建築設計監理(意匠)というお仕事で、
工事現場に行く事が多く、
しかも、一般的な仕様の工事現場が殆どで、
鉄骨造、鉄筋コンクリート造の現場があり、
全てが木造住宅、木造建築物ではなかったのですが、
それでも、構造用合板を使っている工事現場が多く。
それだけではなく、
自宅の床にも合板が使われていて、
最近、掃除機を使うと合板の揮発物質が、
室内に拡散されてしまうという事実に気づきました。
つまり、ラワン合板からの揮発物質による影響を、
とてもとても多く受けている、ということです。
だから、私のラワン合板からの揮発物質の許容量は、
いっぱいいっぱいで、似た成分に遭遇すると、
それらと化学反応を起こして、色々と出てきます・・・
化学物質過敏症だと自覚してからは、
私でも問題ない建材を探しまくっていましたが、
合板の種類によって、
体調への影響が違うことを認識したのは、
2012年に住宅の耐震補強工事で、
針葉樹合板を使った時のことです。
国産の針葉樹合板の場合、
輸入時に薬剤の影響を受けることが無いし、
使われている接着剤の種類も違うらしいです。
現在、ウッドショックという状況です。
今後はどうなるか不明ですが、
建売住宅・注文住宅の殆ど、
そして、シックハウスに考慮した住宅の多くに、
構造用合板が使われているのは事実です。
木製ではない代替品を検討するのは重要だと思うのです。
例えば、無機系の構造用板など。
多機能建材モイス(耐力面材)
http://www.aica.co.jp/products/moiss/tm/
構造用せっこうボード
http://www.chiyoda-ute.co.jp/product/gypsumboard/gb-kozo.html
因みに、『化学物質過敏症対策』という書籍では、
一級建築士(女性 55才)が、
ホームセンターで購入したカラーボックスで、
体調を崩した経緯が紹介されています。